第12話「THE IBLIS I.EVENING VISITORS」

2005.07.28 Thursday

スケールが大きくて世界観が深くて、あまり予備知識ないまま見ると「??」になってしまいますね(^^ゞ一応見る前に簡単なあらすじだけはたどってみましたが、それだけではやはり。
でもわからないなりに見ていても、いつの間にか結構入り込んでみてました。
日記でもおっしゃってましたが…イオン。ほ、ほんとうに堅苦しい言葉遣いですね〜;だいたいみなさまそうでしたけど…。
また見かけが女の子みたいに可愛らしい華奢な感じなので、しゃべってるのと姿かたちのギャップみたいなのをすごく感じます(苦笑)。
いきなり大ピンチで…ハードなご登場でした。

それにしても、今回は撃たれて傷を負ってるからというのもあると思うんですけど、シスターのエステルさんにかなりやられそうでしたよ(汗)。だ、大丈夫??
ほんとはもっと腕が立つのかな…。
何とかあのまま逃げられるんでしょうか。なんか最近追われ気味だな…(いやいや)。

あと、のらりくらりと真正面から戦いを受けていなかったアベルさんは、あれは時間稼ぎというのもあるんですよね…?きっと。だけど海に落ちてしまったのは、さすがに予定外だったのではないかと思いますが…(汗)。
すっかり散ってしまったと思われているようですが;主人公だしそんなことないですよね(^^ゞ
しかし、あれで生き延びるのもすごいな〜(^^ゞ0●7みたい(え?)

次回予告の、エコーかかりまくりの皆川さんのお声にときめきました(笑)。

皆川さんが日記で書かれていましたが…、相棒の方、小西さんなんですね(^^ゞわたし、お声音痴(…)ですが、クレジットを見る前になんとなくそうかな…;と思いましたが…。
わたしは見るアニメとか(CDドラマ含)が限られているんですけれど、小西さんのお声にめぐり合うときはなぜか、ご自分の役よりミニマムな子(笑)のそばにいるというか、守ってるというか、なんかそんな役どころを聴くことが多いような気がします…。なんでだろ(^^ゞいろいろな立場の役をされてると思うのですが…(そりゃそうだ)なぜか…。


第13話「THE IBLIS II. BETRAYAL BLAZE」

2005.08.03 Wednesday

前週でLOVELESSコンビ(笑)がまたコンビなんだわ〜と何気無しに見ておりましたが…。
というか…いい人に見えましたが…。
いや、悪い人とかいうくくりではなくて、もっと重く深い理由によるのですけれども…。
ラドゥがイオンに銃を向けるという衝撃の展開に…。あああ。
身分とか、生まれもったときから違うふたりなんですね。後のイオンによる語りによれば、ラドゥとは乳兄弟とのことですが…。
ずっと誰よりもそばにいて信頼していた人に裏切られてしまった、でもそれに怒りを覚えるよりも哀しみ、信じたくない思いだとか…そうさせてしまったのは自分なんだと、自分を責めたりだとか…怒るよりも痛々しいイオンの姿でした。
しかも。裏切りだけではことは終わらなくて、さらに驚きでした。その場で異端審問局の人(ですよね;;)に…。なんというか…結構血が…(汗)。あの程度で、と思う方もいらっしゃるかと思うんですが、わたしは結構きつくて目をそらしました…(^^ゞ
裏切りを見た上、もっと話を聞く時間さえないまま、目前で壮絶な最期を遂げてしまうのを見てしまう。どんなにか深い傷を心におったかと思うと言葉になりません。
自分が死ねば裏切りを見ることもなかったと、声を殺すようにしてシスターエステルにいう彼の姿を見ていて、わたしも胸がつまり、泣きそうになりました;
皆川さんの演じられる、悲痛な叫び…何度聴いても文字通り胸に刺すようで痛いです…。(でも個人的には、今まで聴いたなかでは、ジンキのメルJの叫びがいちばんすごかったなあとか思うのですが)

街は戒厳令が敷かれた状態で、狙われてることに違いはなくてちっとも気を緩ませられないのですけれど、最初衝突しあっていた(苦笑)エステルと言葉を交わすうち、少しずつ自らのことを語り、心を開いていくところは、つかの間の穏やかさを感じられて素敵でした。
傷の手当てのために触れられることさえ強く拒んでいたイオンでしたが、「味方です」といって思わず手に触れてしまったエステルの、その手の暖かさを感じて言葉にする…さらにはにっこりと微笑みあうまでに。
この先にまっているのは穏やかさとは正反対の場所にあるものだろうと思うのですが…微笑に少し、ほっとしました。

ところで。アベルさんはやっぱり大丈夫でしたね(^^ゞいや、そりゃそうでしょうが…。「散々な目に会った」とかいいつつ飄々と…。あと、局長のペテロさん…前週はまだ見たばかりで、すごい攻めて来る人だな…(汗)と思ってましたが…義理堅い武人なんですね(^^ゞひとの話を聞く余地を持ってるお方のようで…。

みんなどうなるんでしょう、と続きが気になります。ほんとうはもっとちゃんと、組織(国とか?)だったり、位置的な関係性とか…把握したいのですが、公式サイトを見ただけではいまいちつかめません(苦笑)。


第16話「THE NIGHT LORDS II. TWILIGHT OF THE CAPITAL」

2005.08.24 Wednesday

タイミングがずれてしばらく何も書き込んでいなかったのですが、はらはらしつつやはり見続けております…。
15話まででは、やはりイオンがエステルさんになんだか…あれは、なんとも(笑)もじもじといおうとした場面がインパクトありですv
皆川さんは男の役多いですけれど、こういう場面てほぼ見たことないのでは?と自分では記憶してるので、興味津々で見入ってしまいました(笑)。
結局15話では、話しかけてる途中でアベルさん池に溺れる…(…)てなことで、中断しましたが…。エステルさんはどうも、アベルさんを気にかけてるように見えるので、話ができなかったのが幸か不幸か微妙なとこなんじゃないか…と思ってるんですけど…(^^ゞ
もしほんとにわずかでも思慕の念を抱いたとしたら…なんだか…報われなさそうで…(汗)。まだそこまでいってないのかなあ。懐いてるだけで。でもずっと館にいて欲しいといいそうになってましたよね(笑)。

とにかくこの作品…ものすごくシリアスですし深いですし、わたしなど最初からずっと見ていたわけではないので;余計に理解してない部分もたくさんあるんですが、普通だったらあまり笑ってる場合じゃないと思うんです(^^ゞ
でもうっかり笑ってしまったりドキドキしちゃう(?)ときがありまして、いいのか?こんな暢気に見てていいのか?と思ってしまったり…(^^ゞ
で、案じていた通り、Aパートで笑ってたらBパートで震えてしまったり泣いてしまったりと、テンションの上げ下げ、結構大変です。

で、15話ばかりになってしまいましたが;16話では。
アベルさんやエステルさんには「閣下」と呼ばれているし、実際帝国貴族というそれなりの重い身分のイオンなわけですが…。でもやっぱりまだ子ども…年若いんだなあというのをつくづく感じたり。大人の前に立つともろい部分がよく見えるというか。
しかし嘆き哀しむのはあまりに無理ないこと…。親友の裏切り、祖母君が殺されて館に火を放たれた上に、濡れ衣まで、あまりにつらい試練。
それでもやはり気はしっかり持ってるようで、自分で立ち直ろうとする強さを持っているんですね…。ほろり。彼ならば自分で顔を上げられる…そう思うからこそアストさんも厳しい物言いだったんでしょうね。代わりの剣も用意してくれましたし(^^ゞ

お茶売り娘さんにエステルさんとのことをからかわれて怒ってるところは年相応で、なんだか可愛かったです(笑)。でも結局それで、買わないといってたお茶を買っちゃうんですね、やはり詰めが甘そう(笑)。
しかしてこのお茶売りの女の子はどうみてもわけありで…。敵か味方か、ど、どうなんでしょう;;

そんなわけで良くも悪くも(イヤ、楽しい場面も哀しい場面もって意味ですけど(^^ゞ)イオンは出ずっぱりですね。
ずっと狙われているし、ほのぼのなところで笑ってていいのか?と思っていたら、襲撃されたりといった場面になるので気が抜けず、切り抜けていけるのだろうかとやはり心配になります。エステルさんの傷は深いようですが、大丈夫なのか。
それに、皇帝の御前での会議はどうなったのか…。あの皇帝も、なんだかちょっと……。謎がいっぱいです;;


第17話「THE NIGHT LORDS III. THE ISLAND OF HER DARLING CHILDREN」

2005.09.04 Sunday

イオンを庇ったエステルさん、どうなったかと心配だったのですが…何とか大丈夫だったようでホッ…です(^^ゞ
セスにまたもやからかわれてますが(笑)、いえそれより。エステルさんの事情について。
「見初めて連れてきた」ということに…?(…)
え…ちょ…っ。どさくさに紛れて何をっ!?(爆)
へえ〜…とうっかり聞き流しそうになりましたが、びっくりです。面白いなあ(^^ゞ

外の景色をエステルさんに見せてあげてるときのイオンの表情はなんだかほんとうに…自分は見知った景色だからか何かわかりませんが(^^ゞ景色より視線が横を向きっぱなしに見えましたが?(笑)
ここのシーンは穏やかでいいですね。
でも…この作品、穏やかなのを見ると、後で何か来るぞ…と感じるように刷り込まれてるので;のんびり見ながらもちょっとびくびくしてました。

…そうしたらば、やはり…!
というか、ラドゥ…。い、生きてたんですか!なぜに。無傷みたいに見えますが。不 死 身…。
前も、生きていたときにはびっくりだったので、心の片隅で、もしかしてまだ生きてるのかも、というのを消せないでいました。どこかで…。でもほんとうに出てくるとは、おそろしや。
しかし…。いちばん最初、怪しまれて銃弾を受けて傷を負ったイオンを守っていたときの彼はなんだったのか…というほど、あれを最後にすっかり…ですね…;;

おばあさまの葬儀にも出られないということで、エステルさんとふたりです。お留守番というと言い方可愛らしすぎですが…(汗)。
アストさんは、イオンがエステルさんを好きみたい…というのが気にかかってアベルさんに「いいのか?」ときいてますが…。うーん。アベルさん…。ど、どうなんですか、あの肩透かしみたいな回答は(苦笑)。真意がいまいちつかめませんが;どうなんでしょうか、彼は…うーん。
一方ラドゥを探すといって外に出ようとするイオンを、止めようとするエステルさんですが。ラドゥから吹き込まれた(汗)情報で疑念を持ってしまっていて…。なんだか、あれほどに彼女を信頼するようになったのに、疑いが芽生えてしまうなんてほんとうに哀しい。
はじめて名前で呼んでから、もう結構経ってるのかな?と思うんですが、止めようとする彼女を強い口調で…しかも名前では呼ばなかったことに、疑いを抱いてしまっている心情が出ていたなあ;と思います…。でも、信じたいのですね。うう。
結局今回の話ではここでイオンが出て行ってしまって、探すとはいっていたけど、どこへ行ってしまったのか?心配です。

そして皇帝暗殺計画が…。
セスは、お茶売りはバイトで医学士(だったかな)だといってましたが、それでもまだわけありだったようで…。
身を潜めていたのが見つかって追われるものの、エステルさんを先に逃がしたセス…。
これは、ど、どうなんでしょうか;追い詰められた彼女。もうあれでだめなのか…。ラドゥは特別なのかどうかわからないのですが(汗)、そういう前例もあるので、これでセスがもう…と思いたくないのですが…なにしろ、いろいろ複雑そうなのに、片鱗しか見られてないと思うので…;うーん。

あっちもこっちも心配ですが(^^ゞそんななか先週と今週、2週お休みです(全米テニスだからだね(^^ゞ)。


第18話「THE NIGHT LORDS IV.THE PALACE OF JADE」

2005.09.16 Friday

なんというか…上手く言葉にならないのですが(汗)、お久しぶりのトリブラでした…。
あそこで2週お休みってすごいきついですね(^^ゞ
で、休み明け、これですし…;;

ラドゥを探すといって行ってしまったイオンはやっぱりひとりで行動してました…。も、もう、そうやってひとりで動くから、相手の思う壺になるんですよ…!><
彼は、あまりクールというか冷静というタイプじゃないんですね。それは性質なのか、まだ少年だから(ヴァンパイアは成長はどうなっているのか…設定をまだ理解しないまま…/オイ)なのかちょっとわかりませんが…。とにかく、結構挑発に乗りやすいし、直情型というか、ぱっと動いちゃう感じに見えます。それがいつも命取りというか、ゆえに危なっかしいというか…;;

皇帝暗殺計画は実行された模様…ですが。ほんとうに皇帝が崩御されたのかどうかいまいち不明ですね…。いえ、たぶん…不明…(違うのかな…;;)。
アベルさんに、おとりになるから行けといったアストさんは、大丈夫なんでしょうか?あれは…またもや、…もはや危ないのか…;;

それにしても。冒頭、挑発に乗って行列の前に飛び出していってしまったせいで、反逆者としてその場で斬られそうに(?)なってたイオンですが…。あのとき「罠だ」としゃべりだしたラドゥが「ほんとの」ラドゥだったんですね…。魂は、残っている、ということなのでしょうか。
やっぱり不死身なわけないですよね(汗)。だとしたら、最期はやっぱりあの、アベルさんとの時…だったんでしょうか…。あのとき、遺体の跡も残っていないという話が出ていましたが、それはあれだけのことだったから、というよりは、回収されちゃったから、だったのかな…。
まあなんとなく、前回、イオンの前に再び現れたときの彼は、姿はまるで無傷にみえましたが、物腰というか…なんか口調が微妙に違ったような…(まあいわれてみればという話なんですが;)こう…少しねちっとした感じで…(ええ?)。目つきとかも、ちょっと。うん?とは思ってましたが、あの人はそういうことも可能なんですね…。怖ろしい。

そういえば。閑話休題じゃないですけど(そんな場合じゃなく)、エステルさんが「(みんなをという感じの意味で)好きです」といったとき、一瞬ドッキリしてたように思います(苦笑)。結構顔に出やすいのかもしれませんね…彼は…。

最後のシーンは震えました。またもや息がつまり…。哀しくて苦しくて、たまりません。毒の入った銃弾を受けたために…。血を求めて、自我を失ってエステルさんを襲ってしまうようなことにならないために…、自分を殺せ、というイオン。
搾り出すような声に…叫びに、胸がえぐられるように痛くてたまりませんでした。
彼女は涙を流してイヤだと拒絶していましたが、でもこのままではほんとうに間に合わなくなってしまうんですよね。やっぱり、やっぱり、もうどうしようもないのか…。

エステルさんたちに出会ったことは、イオンにとってはいいことだったと思いますが(丸くなったし…)、でも、それ以外では…。なんて過酷で、あまりに残酷な。いつも追われて狙われ続けた果てに、こんな。
原作は読んでないので結局どうなるかしらないのですが…、この作品は都合よく問題が片付くタイプじゃないので、いろいろと潔く腹をくくってみなければと思います(泣)。





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